和歌山市の自宅からは4時間もかかる三重県二木島に、グレ釣りに足繁く通うにはそれなりの魅力があるからです。
- 二木島は釣り場が広く一人一磯
- グレの型が紀南に比べて一段大きい
- 集魚剤の使用が禁止されている
- 歴史ある風光明媚な熊野灘
二木島は釣り場が広く一人一磯
二木島のグレ釣りは、二木島漁港よりマルヒサ渡船に乗って楯ヶ崎の西側と東側に広がります。
釣り磯が多いため一人一磯と言われています。友人と2人で上がるのも良いし、3人以上で上がれる磯もあります。
紀南の磯などでは人が多すぎて竿がチャンバラ状態になることもありますが、二木島ではそのようなことは起こりません。のんびりじっくり竿を出せるというのが魅力の一つです。
グレの型が紀南に比べて一段大きい
私が初めて二木島に行った3年前は50cmがよく出ていました。昨シーズンと今シーズンは50センチオーバーがあまり出ていませんが、それでも全体的には型は大きいのが釣れています。
集魚剤の使用が禁止されている
これが魅力なのかと言われればなんとも返事のしようがないのですが、私にとっては魅力です。ボイルのオキアミだけで釣るのはさっぱりして臭くありません。釣り終えた後の片付けも爽やか? おまけに安上がりときます
この集魚剤禁止は、磯場の環境を壊してしまうからグレにとっても良くないという考えかららしいのですが、そのためなのか否か二木島では大きなグレが釣れるのは事実です。
ちなみに集魚剤を使える磯では私はちゃっかり使っています。なぜなら、やはり集魚剤を使っている釣り人のところに魚が集まるからです。
歴史ある風光明媚な熊野灘
とにかくここは景色が壮大で素晴らしい! 息をのむような柱状節理の前に雄大に広がる太平洋。「楯ヶ崎」や「海金剛」、青の洞窟「ガマの口」など熊野の観光名所がずらりと並びます。
歴史的にも日本国を創るために神武天皇が東征の際に上陸したのがこの「楯ヶ崎」のあたりだと言われています。
私がよく上がるコバエと言う磯は、外海から波があまり入ってこなくて静穏です。
ひょっとしたら、神武天皇さんはここから上陸したのではないか、などと太古のロマンに想いを馳せながらグレを釣っていると、時間のたつのも忘れて釣果はボウズでもすっかり気持ちも和みます。
そんな魅力的な二木島にあなたもグレを釣りに来ませんか。
マルヒサ渡船が待っていますよ!
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