根来名人によるアマゴの郡上釣りの取り込みです。
アマゴは掛かってからもたもたしていると魚体に水中糸を巻き付けて切ろうとすると言われます。硬めで張りのある竿で魚を遊ばせず周囲に気づかれないように一気に抜きます。そのためか腰に差したタモ網を取り出す暇も惜しんでそのままキャッチします。飛び込んできたアマゴは勢いでハリが外れていることもあり、中には飛んでくる途中でハリが外れて仕掛けが風にたなびき、それでもアマゴだけはちゃんとタモの中に納まっているという場合もあるそうです。
続いては、根来名人に習って修行中の釣りキチ三子の引き抜きです。
彼女は、紀ノ川で紀州徳川家の御用鮎師として名を馳せた茜屋新兵衛の末裔です。ご主人は小鷹網の伝承者。彼女は小鷹網はやりませんがアマゴ釣りをはじめとして、アユの友釣りやコロガシ、最近では海のグレ釣りもやり始めオールシーズンアングラーとして活躍しています。彼女の凄いところは釣った魚は必ず料理して食べること。紀ノ川のナマズ、野鯉、ウグイなども調理して食卓に並びます。また、海魚ではニザダイやイスズミなども器用に料理します。女性アングラーである一方、魚料理研究家としても巷では名が広まりつつある釣りキチ三子。今後の彼女の活躍から目が離せません。
アマゴの郡上釣りとは?
和歌山に住む根来名人は、若き頃に岐阜県郡上八幡町で食堂「芳花円」を営む恩田俊雄氏に出会い、それまでの自分のアマゴ釣りが一変したと言います。恩田俊雄氏を師と仰ぐ釣り人は全国に数多います。
詳細はこの本を読めば全てわかります!
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