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私の水中糸と鼻カン糸の結び方

 鮎釣りを始めた20数年前からずっと水中糸(メタル)とつけ糸(フロロ)はビミニツイストで、つけ糸(フロロ)と鼻カン糸(フロロ)は鼻カン糸の方にこぶを作ってダブルぶしょう付けをしてきました。しかし、6年ほど前からワンピース中ハリスの仕掛けとなりつけ糸は使わなくなりました。

 水中糸はメタルを止めて複合一辺倒です。複合の水中糸と鼻カン糸をビミニツイストで結んで終わりです。鼻カン仕掛けは完成品のこれを使います。50cmと長いのでビミニツイストが可能となります(ダイワにも同様の製品有)。

 と、ここまで説明したら釣り友に首を傾げられました。

 鼻カンと逆バリが付いたままビミニツイストで結べるのですか? と。

 結べます(笑)

 最初は私も理屈としては出来ると思いついてやってみたら予想どおり難しくてなかなかできませんでした。が、何でも慣れです。やがて簡単にできるようになりました。これだと、現場でトラブルがあってもすぐに仕掛けを作れ直せます。瞬間接着剤も不要です。

 ワンピース中ハリスの仕掛けが流行り始めた時に柴崎オトリ店長は言いました。「ワイら昔っからそれやで」って。

 柴崎オトリ店長は昔っから0.15のフロロに0.6の鼻カン糸をダブルぶしょう付けで直結していたのです。そもそも「付け糸」はメタルが登場して考え出されたものです。メタルを使わない泳がせ先生の柴崎オトリ店長には付け糸という発想は昔からずっとありません。

 水中糸が複合になってキンクやパーマが無くなった今、仕掛けはまたオーソドックスなものへと回帰しました。時代の進化はらせん状に進みます。次はどんな仕掛けがあみ出されるのでしょう。

 鮎釣りは進んでいないようで進んでいますね。

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この記事を書いた人

高知の山村に生まれ海の仕事に就き幼い頃から川や海で釣りをしています。近畿エリアを中心にグレ釣りアマゴ釣りアユ釣りで年間100日釣行。これまでの経験を活かして役に立つ楽しい記事作りに努めたいと思います。

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